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よろず屋寸話録から「ディープステートとは?」 [政治・経済]

よろず屋寸話録から「ディープステートとは?」


最近よく耳にする「ディープステート」についてわかりやすく書いておられる記事が
ありましたので、転載します。

これを読むだけでこの世界の大まかな構図が理解できると思います。


(ここから)

 最近よく耳にするようになった「ディープ・ステート」という言葉ですが、興味深いことにウィキペディアに載っていません(私が探せなかっただけかもしれませんが)。
 私は前々からディープ・ステートの実体は何かという思いがありました。
 影の政府と言われても、多くの人は、「じゃあ、影の政府って何?」となると思います。表の政府の裏に影の政府があって、いろいろ操っていると言われても、じゃあその中身は何? ということになると思います。

 今回は、そのディープ・ステートを話題にしたいと思いますが、こういった話をすると必ず出てくる「陰謀論」について私の考えを述べたいと思います。
 私は、これまで何回か「ああ、それ陰謀論ですね」と言われたことがあります。
 私自身は、世界の政治や金融・経済をリアルに動かしている力学が何かという観点から意見を言っているつもりですが、そうしたことを言うと、「陰謀論」というレッテルを貼る人がいることに気づかされました。
 大事なことは、それが真実かどうかなのに、「陰謀論」という言葉で一括りにして、それ以上の思考をストップしてしまうのです。
 私はこれは、日本人に行われたマスコミの洗脳工作の結果だと睨んでいます。
 洗脳工作の一例として、精神世界の例を挙げてみたいと思います。
 その代表的なものが、テレビによる討論番組です。
 著名なお笑い芸人がMCを務め、ET、UFO、スピリチュアルなどの話題を取り上げ、肯定派、否定派に分かれて討論する番組があります。それは時として、口角泡を飛ばして相手を非難し合うものとなり、およそ「良識的な立場」の視聴者からすると、その低俗性ゆえに眉をひそめるものとなります。
 さらに肯定派の貧弱な理論を、舌鋒鋭い否定派の科学者が完膚なきまでに論破する様を見れば、肯定派の言うことなど信じるに足りないという印象が強く残ります。
 そうした番組を何度も観ることによって、「良識がある人なら」肯定派の言うことなど、まともに信じてはいけない、といった観念を植えつけられてしまいます。
 こうしたことを番組の製作者は意図的にやっていると思います。

 「陰謀論」に関しても、やっていることの本質は同じです。
 まずベンジャミン・フィルフォード氏は、完全にテレビを干されてしまいました。副島隆彦氏もけっしてメジャーではありません。大手マスコミは、こういう人々の論説の一切を封殺しています。
 そしてテレビに登場するのは、「御用学者」と言われる人々や、マスコミの意に添う意見を言うジャーナリストなどです。
 そういった人々の言うことこそ「良識的」であり、影の政府などという「陰謀論」は、まともな人なら考えない胡散臭いものだという雰囲気を作り上げてきました。
 「陰謀論」という言葉は、そうして洗脳された人々にとって必須のアイテムです。「陰謀論」というレッテルを貼ることにより、自分が相手より精神的に優位に立てる上に、自分がそれ以上、追求や思考をしなくて済むようになる免罪符になるからです。

 洗脳されているかどうかは簡単にわかります。
 世間一般の常識ではない情報に接したとき、「陰謀論」とかそれに類したレッテルを貼ってそこで思考をストップするのか、それとも自分の頭で考えようとするかでわかります。自分の頭で考えようとする人は、安易に人の意見(世間の常識)に左右されることはありません。人の意見はそれはそれとして聞きながら、(真実を知りたいと思うならばですが)自分で情報を集めようとするはずです。

 前置きが長くなりました。
 この記事の本題はディープ・ステートとは何かです。
 『金融再起動』(ベンジャミン・フルフォード著、秀和システム)から抜粋して紹介させていただこうと思います。

 本の125ページに世界の長者番付上位10人(2019年)の表が載っています。
 1位はアマゾンのジェフ・ペゾフ氏(14兆5400億円)、2位がビル・ゲイツ氏(10兆7100億円)、3位がウォーレン・バフェット氏(9兆1600億円)といった具合です。一般的にディープ・ステートは、そうした世界の超大富豪といった説明が見られますが、フルフォード氏は彼らの上があると言っています。
 引用文の冒頭に「表」と出てきますが、それは世界の長者番付上位10人の表のことです。


 ・・・<『金融再起動』、p127~p131から抜粋開始>・・・

 ◎その1%をさらに支配する700人

 表に登場する「世界の大富豪」は、しょせん、「氷山の一角」であり、この1%もまた、搾取される立場にある。要するに世界の富99%を支配する1%を、さらに少数で支配しているという構図なのだ。
 もうおわかりだろう。その支配者たちこそディープ・ステイトの中核なのである。
 その数は、わずか700人だ。70億人の世界人口のうち「0.0000001%」それが世界の富の99.999・・・%を実質支配している。これが私たちの生きる世界の「リアル」だ。
 実際、世界の主だった大企業、金融機関、投資ファンドの株主には、必ず特定の「700人」が重複で関わっている。会社四季報を見れば一目瞭然であろう。いまや、日本の上場企業には、必ず英語名の投資ファンドが大株主になっている。この「700人」は、この投資ファンドや資産管理団体の大株主に必ず名を連ねている。そうして間接的に名だたる大企業の富を「合法的」に搾取する。その意味で天下の大トヨタも「700人」に多くの上納金を納める支配下企業と言えよう。
 この「グレイト・セブン・ハンドレッド」たちが、世界を支配し、この世界を歪めてきた。ただし、この700という数字は、個人だけでなく「一族」や「集団」を意味する。世界の富を管理する「1%」の上位組織となり、「ディープ・ステイト」を形成してきた。まさに「闇の支配者」であり、20世紀から現在まで世界をコントロールしてきた「旧体制の支配者」なのである。
 200年以上にわたる20カ国の資料に照らし合わせていけば1930~1980年までは例外的に格差の小さい時代であったことがわかる。そして1990年以降、突如、格差が急速に広がり、2000年代になって誰の目にも明らかなほど顕著になった。このことから1930年代から1980年代に支配システムが築き上げられ、1990年代以降、つまり平成になってから搾取の時代に入ったことが理解できるだろう。

 ◎その正体はFRBの株主たち

 いまの世界には富を独占的に支配する「700」の勢力が存在している。世界を一つの国に見なせば、「王侯貴族」のような特権的な力を持つ勢力と考えればいい。
 ただし単純なピラミッド型の権力構造ではない。それぞれの勢力が相争い、時には協力するような複雑な関係にある。
 代表的な勢力で言えば、まずヨーロッパの王族がある。彼らはローマ帝国以来、なかにはアトランティス時代からの「カエサル」(皇帝)の未商を自称し、ブルーブラッド(高貴なる血)の一族として権力を握ってきた。また、実質的な世界支配で重要な役割を果たしてきたロスチャイルドやロックフェラーといった一族、一神教による宗教支配の主導者であるバチカン、東西貿易によって莫大な金(ゴールド)を保有してきたアジアの王族、欧米の植民地支配で巨大化した各種メジャー企業のオーナー一族、さらにマイクロソフトやフェイスブックといったITで躍進した新興財閥などが存在している。
 これらの勢力は「通貨発行ビジネス」を牛耳っている。「国際基軸通貨ドルの支配者」たちであり、ドルを発行するFRB(連邦準備理事会)のオーナー(株主)たちと言い換えてもいい。FRBを通じて日本を含めて世界主要国の中央銀行を支配してきた勢力。通貨を作り、各国政府に金利をつけて貸し付けるという濡れ手に粟の商売をしてきたからこそ、これほどの富の偏在が起こったのだ。
 そもそも通貨は、その国の税収と国富によって価値が担保されている。極端な話、税収の「前借り」の証書といっていい。税収の当てがあるから「紙切れ」に価値が生まれる以上、その国の財務省なり、国有銀行で発行されるべきとなる。これが不換紙幣の構図だが、それ以外には金(ゴールド)や銀との兌換紙幣がある。これは金銀を準備すれば民間銀行でも発行できる。ドルを発行するFRBの連邦準備制度理事会の「準備」とは、兌換用の金(ゴールド)を意味する。ドル用の金(ゴールド)を準備した理事会のことなのだ。ゆえに建前上は国有銀行でなくとも成立できた。
 しかし1971年のニクソンショック以降、ドルは金との兌換を廃している。となれば当然、それ以降のドルの発行はアメリカ政府が管理すべきものとなる。先に述べたように税収と国富で価値を担保しなければならないためだ。
 同様に基軸通貨のドルが不換紙幣化すれば日本銀行など各国の中央銀行もすべて完全国有化しなければならなかった。そうしなければ通貨の価値が維持できなくなるのは自明の理であろう。
 にもかかわらず、中央銀行の国有化は断固阻止されてきた。むしろ「中央銀行の独立性」なる美名(プロパガンダ)のもと、国有化どころか政府の影響力を排除してきた。
 国有化できなかったのは「ディープ・ステイト」の存在にあった。700の組織は、こと、「通貨支配権」に限って、各勢力が積極的に協力してきた。それが自分たちの権力基盤になるからだ。通貨を握ることで世界を支配してきたのである。
 ゆえに「革命」の主戦場は「通貨」をめぐる戦いとなっていく。
 新しい金融システムを生み出すことでディープ・ステイトの支配体制を終わらせ、新時代を築く。本書のタイトル「金融再起動」には、その思いを込めている。

 ・・・<抜粋終了>・・・


 さらにディープ・ステートの核心に迫っていきます。


 ・・・<『金融再起動』、p131~p136から抜粋開始>・・・

 ◎「テロ戦争派」VS「温暖化派」

 さてディープ・ステイトは、必ずしも一枚岩ではない。大別すれば欧米を拠点にした二大勢力が存在している。
 アメリカを根拠地にするのが「テロ戦争派」である。その陣営は、ロックフェラー家とブッシュ家が中軸となる。ロックフェラーは、言わずと知れた石油を中心としたエネルギー利権を牛耳っている。その石油利権を管理してきたのがサウジアラビア王家、さらに軍事拠点としてのイスラエルが存在する。
 エネルギー利権を支配するには、「戦争」が不可欠。その戦争を起こす手っ取り早い方法が「テロ」だ。自作自演のテロを起こし、戦争を仕掛けて利権を奪い取る。火付け盗賊ゆえに「テロ戦争派」と名付けたぐらいだ。
 このテロ実行部隊を管理しているのがブッシュ家である。テロ実行部隊の別名は「ナチス派」。第2次世界大戦後、敗戦国となったドイツ、日本、台湾(国民党)の敗残兵を使い、世界中に配置し、国際的な犯罪ネットワークを構築。ドラッグ、武器、人身売買といった非合法活動とテロの実行部隊にしてきた。その司令官がアメリカのブッシュ家なのである。
 このナチス派と深い関わりがあるのが、先のサウジアラビア王家とイスラエル、正確に言えば、シオニズムを信奉する「ユダヤ狂信派」である。
 わかりやすい例で言えばIS(イスラム国)だろう。ISの母体は、ナチスドイツがエジプトに作った「ムスリム同胞団」であり、戦後、アメリカのブッシュ家が管理、「イスラム過激派」に仕立ててきた。そうしてユダヤ狂信派たちのイスラエルと「戦争」を起こしては、中東の利権を奪い、それをサウジアラビア王家が管理してきたという構図となる。
 次にヨーロッパを根拠地にするのが「温暖化派」である。
 その中核は国際金融マフィアのドン、ロスチャイルド家だ。これにヨーロッパの王族、さらに「黒いバチカン」の異名を取るイタリア・フリーメーソンのP2ロッジ、別名「イルミナティ」がある。P2ロッジは「一神教」の影の支配者でもある。
 この両陣営は「このまま人口が増えすぎると地球環境が汚染される」点で一致してきたが、その処理方法をめぐって対立することになる。
 そのきっかけとなるのが、後でも述べる2000年のアメリカ大統領選挙である。ここでアメリカ派閥のジョージ・W・ブッシュ(ベイビー・ブッシュ)とヨーロッパ派閥のアル・ゴアが激突する。それは単純な共和党対民主党の争いではなく、「今後、人類をどう管理するのか」というディープ・ステイト同士の争いでもあったのだ。大統領選を代理にして二大派閥に分かれた結果、「人口の9割を間引いて殺害する」という人工ハルマゲドン計画を「公約」にしたベイビー・ブッシュと、二酸化炭素(CO2)加税を公約に掲げ、その裏では「エリート以外はチップを埋め込み、断種をして家畜化すればいい」と企んでいたヨーロッパ派から支援を受けたアル・ゴアが争い、最終的には実力行使に出たベイビー・ブッシュが勝利する。これで両陣営は決裂していき、以後、対立を深めていくことになる。
 とはいえ、である。支配者たちが支配すべき人々を「殺して」利益が出るはずはなかろう。そんな簡単なこともわからなくなったのは、「ハザールマフィア」、悪魔を崇拝するサタニストの存在があるのだ。遊牧系の特殊な価値観を持つハザールは、農耕民族をシープとピープルの造語「シープル(羊人)」と呼んでサタンの生け贅にしてきた。このサタニズムが両陣営に広がったことで、ディープ・ステイトの「闇」の部分となっていくわけだ。

 ◎両陣営にまたがるハザールマフィアとグノーシス派イルミナティ

 これら両陣営の実務部隊となってきたのが「グノーシス派イルミナティ」である。グノーシス派は実力主義(メリトクラシー)を掲げ、各分野の「天才」をスカウト、両陣営の実務部門を担ってきた。両陣営の中核は、いずれも「血脈」主義のためか、次第にグノーシス派イルミナティは両陣営の方針に反発するようになる。
 旧支配者たちには「穏健派」も存在する。その代表はアジアの王族たちだ。現物主義(実物資産主義)のアジアの王族たちは、金(ゴールド)など貴金属を大量に保有している。彼らは先の二大陣営のこうした狂気の計画に興味はなく、むしろ、世界経済の発展を望んでいる。
 またイタリア・フリーメーソンと深い関係のあったベネディクト前法王を「黒いバチカンとすれば、現フランシスコ法王は「白いバチカン」を取り戻し、穏健的な路線を強めている。同様にエリザベス女王、日本の皇室も「王族(皇族)」のなかでは穏健派となる。
 実際、2012年を境にして突如、ヨーロッパの王族が退任していく。ざっとあげれば、オランダ女王のベアトリクスが譲位し国王ウィレム=アレクサンダーへ(2013年4月30日)、カタールの王ハマドがタミームへ(2013年6月25日)、ベルギーのアルベール2世がフィリップへ(2013年7月21日)、スペイン国王のファン・カルロス1世はフェリペ6世へ(2014年6月19日)という案配だ。こうして世界の王族たちが消えていくなか、エリザベス女王が玉座に残り、平成天皇のように無事、退位できるのは、国民に愛されてきた穏健派ゆえであろう。
 これら旧支配者たちのうち、アメリカ、ヨーロッパの両陣営は、ダークサイドに堕ち、文字通り、「人類」を敵に回すことになる。当たり前だが、殺されるか、家畜にされるか、どちらかを選べといわれて納得するはずもない。その結果、2000年代にかけて旧体制を打破して新時代を築こうとする「人類同盟」、あるいは「人類解放戦線」とも言うべき戦いが始まる。これが「革命軍」となっていくのだ。

 ・・・<抜粋終了>・・・


 当然ながら、フルフォード氏が100%真実の情報を流しているとは限りません。
 しかし私としては、ディープ・ステートに関しては(現時点では)フルフォード氏の理解が一番真実に近いのではないかと思っています(それゆえ、ここで紹介したわけですが)。
 私がそう考えた理由の一つは、フルフォード氏に対する圧力の凄まじさがあります。
 フルフォード氏が表のマスコミから締め出されたという話をしましたが、ネットでフルフォード氏の記事が出たときは、必ずといってよいほど誹謗中傷の記事や投稿があります。
 こうした誹謗中傷が来るということは、見方を変えればフルフォード氏が核心を突くことを言っていることの証明ともいえるからです。


(ここまで)


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こだわりパン屋が手抜きを始めた深い理由 これならパンを捨てなくてもいい [社会・経済]

こだわりパン屋が手抜きを始めた深い理由 これならパンを捨てなくてもいい


日頃、私たちが食べているパンと言うのは、これほど手間暇と時間をかけて作られているとは
知りませんでした。一日寝る時間もなしに働いてやっとひとつのパンが出来上がるけれども
日持ちが良くないので、売れ残った時にはまるごと捨ててしまう。

そんなパン屋の生活に疑問を抱いたあるパン屋さんがヨーロッパに修行に出てみて初めて
目にした光景が驚きの連続だったようです。

それが今や以前とは見違えるほどにまでなったパン屋の記事ですが、シャンティ・フーラに
掲載されていたのをそのままオリジナルから転載させていただきました。

働き方改革の手本ですね。



(ここから)

実家のパン屋が厳しい経営状態に

日本のパン屋は長時間労働だ。焼きたてを提供するため、深夜から仕込みをする。そして大量のパンを焼き、大量に捨てる。それが常識とされてきた。だが、そんな常識を破ったパン屋が広島にある。労働時間は短く、パンは捨てず、わりと儲かる。店主が「手抜き」という、その働き方とは――。


田村陽至さんは広島市にある創業約70年のパン屋「ドリアン」の3代目だ。父は、典型的な街のパン屋だった。店には、食パンやフランスパン、菓子パン、総菜パン、サンドイッチなどたくさんの種類のパンが所狭しと並んでいたという。

でも田村さんはそんなパン屋を継ぐのが嫌だった。売れるために焼きそばもたこ焼きも入れ、その流行が去れば次の流行に飛び移る。そんな「なんでもあり」の日本のパンが軽薄に見えて、好きではなかったのだ。田村さんは東京の大学で環境学を学んだ後、沖縄の環境NPOやモンゴルのエコツアーの仕事をするようになった。だがバブル崩壊で、実家のパン屋は厳しい経営状況に陥ってしまう。

一時帰国した田村さんに、両親は「従業員には全員やめてもらい、2人だけで店を続けて借金を返していこうと思うんじゃ」と告げた。

いくらなんでも、それは現実的じゃないだろう……。そう思った田村さんは、パン屋を手伝うことを決めた。2004年のことだ。

夜10時から翌日夕方までパン作りに追われていた

田村さんはドリアンを、当時流行り始めていた「こだわり」のパン屋へリニューアルすることにした。パンの具はすべて手作り。保存料なども使わないようにした。石窯を作って、天然酵母のパンも焼き始めた。店にはいつも40種類ほどのパンがずらりと並んだ。

製造スタッフ、店舗スタッフ、パート従業員あわせて10人ほどがフル稼働して2店舗を回し、レストランへの配達もこなした。豊富な品揃えのこだわりのパンが並ぶ店は、すぐに人気になった。田村さんは夜10時から翌日の夕方まで寝ずにパン作りに追われた。

「客入りは最多になり、売り上げも最高になった。でかいエンジンでとにかくがむしゃらに働く、という感じでしたね。でも、パンを売っても売っても、お金が残らなかったんです。外からの評判はいいのに、中は潤っていない。この矛盾はちょっとおかしい、と感じるようになりました。スタッフも自分も安い給料で働き続けていた。当時、僕には若いスタッフにパン作りを教える余裕もありませんでした。彼らが店を気に入ってくれているのに甘えて、このまま1年、2年ずるずると貯金もできないのに、時間を奪い続けていていいのかと悩みました」


「なんでパン捨てるんですか」

ある時、アルバイトで働いていたモンゴル出身の女の子が、売れ残ったパンを「前の日のパンでもおいしいね」と食べていた。

後日、彼女から言われた。

「なんでパン捨てるんですか。誰かにあげたらいいのに」

店では閉店後、毎日のように売れ残ったパンを捨てていた。25キロ入りの小麦の袋が満杯になるぐらいのパンを捨てることはざらだった。焼きたてのパンが人気だったため、田村さんは夕方まで窯入れを繰り返し、作りたてが店頭に並ぶ機会を増やすようにしていた。だがそうすると、午後に急な雨で客足が止まれば、バットに満載のパンを丸ごとゴミ袋へ入れなくてはならなくなることもあった。

保存料無添加のクリームパンや生の果物のデニッシュは、翌日にはとても出せない。1回でも食中毒を起こせば店は終わりだろう。そのリスクを冒すなら捨てた方がいい。パンを誰かにあげる暇だってない。

「パンをあげるなんて、日本ではできないんだよ」

田村さんは彼女に答えた。

こうした経験が積み重なる中、田村さんは自問自答するようになった。

「これは、このまま10年、20年、次の世代まで続けられる職業なんだろうか」


ウィーンの名店「勤務時間は4、5時間」

2012年春、田村さんは店を休業した。店のスタッフだった妻の芙美さんとともに田村さんが向かったのは、ヨーロッパだ。

1年半かけて、フランスとオーストリアのパン屋3軒に受け入れてもらって修業をした。最後に働いたウィーンの名店「グラッガー」での日々は、田村さんのパン職人としての認識を根底から揺るがす経験になった。

「朝8時に来て」

店からは事前にそう言われていた。パン屋の仕事は早朝から始まるのが常識だ。帰る時間が夜遅いのかな……といぶかりながら行くと、昼には仕事が終わった。勤務時間は4、5時間。自分だけでなく、他の職人も全員だ。拍子抜けした。

グラッガーのやり方は、日本のパン屋の常識と違うことばかりだった。日本では、パンの生地をこねたら数時間発酵させ、分割・成形をしてから再び発酵時間を取るのが一般的だ。だがグラッガーではそれも適当で、職人たちはこねた生地をすぐに分割・成形して、冷蔵庫に入れて帰宅していた。材料を混ぜたり、生地を切ったりするのも機械で、田村さんには「手抜き」に見えることが多かった。パンの具もほとんど入っておらず、ゴマを振りかけた程度だ。

「仕事が楽しいと初めて思った」

でもそのパンは段違いにおいしかった。

違いは素材だった。店の代表のグラッガー氏は「使う材料には、入手できるベストのものを使っている」と語った。小麦に、ルヴァン種の天然酵母、薪の石窯も「素材の一つ」と教えられた。

「こねて焼いただけでおいしいんですよ。職人たちが働く時間は短くて、客にはいい材料のものを安い価格で提供できる。だから店も流行る。グラッガーのパンでは、みんなが得をしているんです。僕も仕事が楽しいと初めて思った」

1日4、5時間の仕事が終わると、妻と街に繰り出し、食事へ行った。日本でパン屋をしていたころは1日15時間以上必死に働いて、インプットをする余裕もなかった。それなのに、パンはグラッガーの方がずっとおいしい。

「日本のパン職人たちは100点満点のパンを目指すのに7、8時間を費やすんです。僕自身もそうやって血眼になって働いていた。でもグラッガーでは、パンが70、80点でも4、5時間でできるならいいや、というマインドなんですよ。それでも、いい素材を使って、そんな風に力を抜いて投げた球は、案外伸びる。それで日本のパンよりおいしくなる」

熱心な広島カープファンでもある田村さんは、野球にたとえながらそう振り返った。

一体僕はなにをしてきたんだろう。田村さんは少し考え込んだ後、帰国したらこのやり方を自分も実践してみるほかない、と決心した。


「無駄にできない」小麦で作ったパン

2013年10月、店を再開した田村さんは、「実験」を始めた。

グラッガーで学んだことの実践として、まず材料にこだわることにした。選んだのは、国産の有機栽培の小麦だ。それが、日本の気候や風土に合うパンを作る最高の材料だと思ったからだ。ただ、パンに使われる小麦のうち国産は3パーセントだけと言われ、有機栽培となるとさらに希少だ。当時、国産の有機小麦の価格は外国産小麦に比べて約4倍。普通の国産小麦に比べても約2倍だった。材料がこの値段だと、イチジクやクルミを入れたカンパーニュを日常的に店で作って売ることは不可能だ。

しかし具材を入れないシンプルなカンパーニュなら、有機国産小麦を使って、さらに同じ価格のままでも大丈夫だと分かった。田村さんは、具材を入れないカンパーニュなど2種類のみに絞って売ることを決めた。こうすればなんとか採算を合わせることができる。

理想とする有機小麦を求めて、北海道・十勝の生産農家、中川泰一さんへ会いに行った。中川さんは人工肥料を使わず、草を育てて小麦の肥料としている。有機栽培に転換した当時の苦労話や、「目が覚めると麦がすべて枯れていた」夢にうなされた話を聞いた。

「海外産の小麦を使っていると、誰が栽培したのかも分からないし、どんな苦労があるのか想像力が働かない。でも中川さんに会って話を聞き、小麦の作り手の思いを知ることができました。この小麦で作ったパンは絶対に無駄にできない、どうにかして売り切らないとだめだ、と思いましたね」

そうして実現した具材をなくしたカンパーニュには、2週間ほど日持ちするという予期せぬメリットもあった。

働く時間を7時間程度に短縮した

次に着手した実験は「働き方」だった。パンの種類を絞って具材を入れないことにしたことで、手間をすでにだいぶカットできていた。さらに働く時間を短縮するため、グラッガーのように冷蔵庫を活用することにした。
仲村和代、藤田さつき『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』(光文社)

なぜ冷蔵庫を使うと、働く時間を短くできるのか。冷蔵庫を使わなければ、パン生地を仕込んだ後に発酵が進むため、遅くとも4、5時間後には焼かなくてはならない。日本の多くの「こだわり」パン屋でやっているようにその日のうちに焼こうとすれば、仕込み始めから窯入れ、焼き上がりまでに7時間ほどかかる。

つまり午前8時にパンを焼き上げるためには、午前1時に作業を始めなくてはならないのだ。1回の窯入れで焼けるパンの量には限界があるため、2、3回窯入れしようとすると……寝られなくなる。

しかし冷蔵庫を使えば、途中で発酵をある程度止めておける。さらに冷蔵庫から出してすぐに焼けるため、何時に起きても、窯の着火から2時間ぐらいでパンを焼くことができるのだ。

「グラッガーでは、大して味が変わらない作業にはこうやって手抜きをしていたんです。パンは単純なもの。だから素材さえしっかりしていればおいしくなる」

こうして、働く時間を朝4時から11時までの7時間程度に短縮した。以前の半分だ。スタッフ10人程度で回していた店の規模も、ぐっと小さくした。店は1店舗に減らし、店を開くのは木、金、土の週3日の午後だけ。スタッフも基本的には自分と芙美さんの2人だけにした。

「ネット販売」と「リレー販売」で売れ残りをなくす

最後に田村さんが取り組んだのが、「パンを捨てないようにする売り方」だった。パンの種類を少なくして具材も入れないようにしたことで、パンは日持ちするようになった。問題は、どうやって商売として成り立たせるか、だ。

「パンを捨てたくないから焼かないようにする、というのは違うと思ったんです。そうすると商売にならないし、心をこめて作ったパンだから可能な範囲で多くの人に食べてもらいたい。作ったパンは捨てないし、仕事は楽で、わりと儲かる。そこを目指さないと、そもそもこんなパン屋稼業、やる人がいなくなっちゃうと思ったんです」

そこで考えたのが、予約を取って定期購入してもらうネット販売だ。店を閉める平日の2日間に定期購入分のパンを焼き、予約してくれた客へパンを発送する。

「パンって、暑い夏は売れなかったりして季節で売れ行きが変わるし、天気の影響も大きい。でも定期購入ならぶれが出ないので、収入の土台になります。僕が焼くカンパーニュみたいなパン、みんなが好きなわけじゃないです。100人のうち1人ぐらいでしょうか。だから販売する先を全国に広げた方がいいんです。形崩れしなくて日持ちするこんな堅いパンだから、発送もしやすいんですよ」

定期購入を始めると、ドリアンのパンは少しずつ評判を呼び、その送り先は北海道から沖縄まで約160に広がった。

店で販売するパンも売れ残らないように、「リレー販売方式」を編み出した。焼きたてはまず、厨房の横のテーブルに置く。パンの隣には、代金を入れる箱。無人のセルフ販売だ。そして広島市中心部にある店でパンが売れ残った時には、地元野菜の移動販売業者やハム店に託す。

「いろんなところで、ちょっとずつちょっとずつ売っていって、なんとか売り切れる感じですね」と田村さんは笑う。


仲村和代(なかむら・かずよ)
朝日新聞 社会部記者
1979年、広島市生まれ。沖縄ルーツの転勤族で、これまで暮らした都市は10以上。2002年、朝日新聞社入社。長崎総局、西部報道センターなどを経て2010年から東京本社社会部。著書に『ルポ コールセンター』、取材班の出版物に『孤族の国』(ともに朝日新聞出版)がある。 藤田さつき(ふじた・さつき)
朝日新聞 オピニオン編集部記者
1976年、東京都生まれ。2000年、朝日新聞社入社。奈良総局、大阪社会部、東京本社文化くらし報道部などを経て、2018年からオピニオン編集部。近年は、消費社会や家族のあり方などを取材。取材班の出版物に『平成家族』(朝日新聞出版)など。


(ここまで)


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オレンジャーからのメッセージ「権利の罠」 [アセンション]

オレンジャーからのメッセージ「権利の罠」


(ここから)


おれはオレンジャー!

君たち地球人は
何かと権利という
言葉を使う

権利とは
何かをあなたが
所有していることを
宣言すること

土地の所有権や
著作権、特許権、商標権など
どんな権利であっても
結局はその権利を
誰が持っているか
それが大事だということだ


宇宙人的な見方では
この権利という概念は
存在していない

宇宙人目線で
地球人を観ていると
とても不思議な
遊びをしているように
見える

土地の所有権って
そもそもなんだろうか

土地って
誰かが作ったものではなく
大地が作ったものであり
元々は所有という概念で
縛られるものでは
なかったはずだった

著作権や特許権なども
創造したから、それは
俺のものだという概念が
そもそもおかしくないか

全くのゼロから何かを
本当に生み出すことなど
到底できない

君たちの考えや肉体
インスピレーションなど
様々なものが重なって
創造されているにすぎない

オレオレ病から卒業して
それぞれの才能や創造性を
自由にシェアした方が
よくないか

すぐすぐは無理だろうが
将来の地球において
様々な権利が手放され
過去の遺物となったとき

君たちは宇宙人意識に
近づくだろう

今日はこんなところだ
じや!

(ここまで)


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世にも奇妙なフツーの話「さくやさん:その思考があれば、ブレーキをかけてしまうから」 [アセンション]

世にも奇妙なフツーの話「さくやさん:その思考があれば、ブレーキをかけてしまうから」




(ここから)


アシュタールやさくやさんは、ピラミッド社会からそっと離れてくださいっていうけど、

でも、その先の社会がどうもしっくりとイメージできないんだよねぇ~~・・

って思ってたら・・・

「何か誤解があるのよねぇ~~」・・って!


誤解?どういうこと?


「いまの社会から出ると、なんていうのかしらねぇ~、いまとは全く違う生活に

なってしまうんじゃないかって思ってるのかな?」


違う生活?


「否応なく(やりたくなくても)自給自足的な? みんなが農作業や漁業などの

仕事に従事しなければいけないような?

そして、質素な暮らしをしなければいけなくなるような?

みんなで暮らすっていうと、何か仕事をそれぞれ与えられて、それをしなければいけない

プライバシーのあまりないコミュニティー(共同生活)のような?

いまの便利?なものを手放さなきゃいけないような?

なんだか、あなた達のエネルギーからそんなイメージが感じられるのよね。

そんなことないからね。」


そういわれれば、ピラミッド社会からそっと離れる=田舎に移住して農作業をして暮らす

っていうイメージは私にもちょっとあるかも・・


「田舎が悪いとか、農業などがイヤな仕事だとか、共同生活が悪いとか言ってるんじゃ

ないからね。

好きな人はそれをすればいいのよ、ただ、好きでもない人までそれをしなければいけない

状況になるのは違うよね・・っていうことを言いたいの)


ピラミッド社会から離れても、何も変わらないから大丈夫。

ピラミッド社会を支えているのは庶民だってことを忘れないでね。

庶民がいれば、何も変わらず生活することが出来るの。」


でも、ピラミッドの中の企業がなくなってしまったら、困ることもたくさんあるでしょ?

たとえば、車とか大きな企業じゃなきゃ作れないじゃない?

すごく大きな資本の航空会社みたいな企業がなくなったら、飛行機を飛ばすことも

出来なくなるから、旅行もできなくなるし・・


「そうかしら?

車は誰が作ってるの?

飛行機は誰が飛ばしているの?

丸い社会は小さな社会だけど、大きなこと(とあなた達が思ってること)も出来るのよ。


車を作っているのも人よね、デザインして、パーツを作って、それを組み立てて製品にする・・

すべて庶民と呼ばれる人たちがやってることじゃない?

飛行機だって、飛行機を作っているのも人(庶民)だし、操縦しているのも人だし、整備

しているのも人だし、運航スケジュールを立ててるのも人だし、管制塔で指示してるのも

人よね。

その人たちが、そのまま仕事を続ければ何も困らないわ。

そうでしょ?

そして、材料(石油や水や鉄など)は、テラからもらっているんだからお金はいらないわよね。

いままでお金を払ってきたのは、石油や水や鉄にではなく、それを供給してくれる人たちの

労力に対して対価を支払ってきただけのこと。


ピラミッド社会から出たら、農業と漁業と林業というような生活に密着した仕事しかなくなる、

っていうイメージが強いようだけどそんなことはないのよ。

もちろんその分野が好きな子たちはそれをすればいいわ。

でも、その分野が苦手だと思いう子は、得意なことをすればいいの。

飛行機の操縦が好きならそれをすればいいし、車を作りたいと思えば作ればいい。


ピラミッド社会からそっと離れるのは、じょうもんの頃のような生活をするってことじゃないのよ。

(じょうもんの頃は、あなた達が考えているような原始的な生活じゃなくて、とても

ハイテクな社会だったんだけどね・・)


そこを誤解しないでね。

いまの生活を何も変えなくて、丸い小さな提供しあう社会は出来るわ。

そして、いまのように必要のないものまでたくさん作る必要がなくなるから、

むだにたくさん働く必要もなくなるし、搾取されることもなくなる。


生活は何も変わらず、搾取されることがなくなるのよ。

いいと思わない?


そのためには、あなた達の意識を変えてちょうだいね。

人(庶民)たちがいれば、何でもできる。

みんながいまの仕事をしていれば、そのまま社会は回っていくの。

(金融とかの仕事はなくなってしまうけど、その人たちも別の好きなことをすればいい)


なんだか、質素でつまらない生活になるんじゃないかという思考は手放してね。

その思考があれば、いまの社会から出ることにブレーキをかけてしまうから。

こんなピラミッド社会はイヤだ、そこから出たい・・と思いながらも、どこかでブレーキを

踏んでしまうから。


イメージは大切よ・・楽しいイメージをたくさんしてね。

それが、次の社会になっていくんだから・・


あなた達をこころから愛してるわ~」


ありがとう、さくやさん!

私たちもさくやさんをこころから愛してるよ~~^0^


(ここまで)


これは私がいつも自問自答することでもありますが、実際のところ今すぐ

このピラミッド社会を出てしまうということは現実的に考えても無理だと

いうことはわかると思います。

さくやさんが語っている、好きな人がすきなことを提供するという社会は

一人では無理ということです。

やはり、それぞれができる人が同じ志を持って集まらないと出来ないこと

だろうと思います。


車ひとつ取ってみても、トヨタ自動車の社員だけではなく、多くの部品を

提供してくれる人々や車の設計、デザイン、そして完成してからの試乗

などホントにものすごい数の人々が関与しています。


だから、ここは考え方を変えるしかないと思います。

それはまず自らがそうした社会をイメージするということです。

その人数が多くなり全国規模に広がってくる時にタイムシフトが生じます。

だから、まずは自分自身の考え方や思考を変えることだと思います。

それもすぐに100%変えることは無理だと思いますので、少しづつ機会が

あればその賛同者を増やしていくのがひとつの方法だろうと思います。


私たちがピラミッド社会を出るということを考えるときに決まって今住んでいる

ところから出ていき、自分たちだけのコロニーを作って共同生活をする場面を

想像するとは思いますが、そうではないようです。

ただ、小さなコロニーから始めて多くの人々が参加して行き、多くのことが

循環していく社会を創るというのは可能だと思います。





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破・常識あつしの歴史ドラマ「アシュタール:エネルギー場で話している・・・」 [アセンション]

破・常識あつしの歴史ドラマ「アシュタール:エネルギー場で話している・・・」



(ここから)


今日の破・常識!



すべての存在は平等であり

ちゃんと意志の疎通が出来る・・・らしい(笑)



-----------------------------------------------------------------------------------------------------



今日のアシュタールからのメッセージをお伝えします。







「こんにちは こうしてお話し出来ることに感謝します。

すべての存在は、同じもの(波動エネルギー)で出来ています。

ワンネスです。


あなた達の言葉では”八百万の神”というのがありますね。

すべてに意識が宿っているのです。

動物だけではありません。

植物も石などの鉱物もすべて意識があります。

そして 感情もあるのです。

ただ あなた達の言葉を使わないから

あなた達にはそれが分からないだけなのです。

彼らは 種族が違ってもテレパシーを使って

コミュニケーションをとっています。

言葉を使っていなくても ちゃんと話が出来るのです。

そしてあなた達人間と同じように感情もありますから 

人間が対立のエネルギーを出すと、同じように

対立のエネルギーを返してくるようになるのです。

出したエネルギーは、そのまま返ってきます。

対立のエネルギーを出せば、ずっと対立のままだということです。

これがわかれば 解決出来るのではないでしょうか?

ちゃんと話せばわかります。

本気で話せば通じるのです。

言葉に出しても、出さなくてもいいですので

エネルギー場で話している・・と信じて 

彼らに話しかけてみてください。


食べないでください、どこかに行ってください・・ではなく

棲み分けましょう、分け合いましょう・・と

調和のエネルギーで、提案してみてください。

調和のエネルギーを出せば、調和のエネルギーが返ってきます。

動物たちとうまくいかないのは、

あなた達人間が動物を感情も知性も意識もない物だとして

何も話すこと、寄り添う気持ちもなく 

敵対視し排除しようとするのが原因です。

姿形は違っても動物も植物も鉱物も

あなた達の意識、感情と何も変わらない事を分かってください。

すべては 同じもの(波動エネルギー)で出来ているのです。

すべてはつながっています。

そしてすべての存在は平等であり

ちゃんと意志の疎通が出来るのです。

信じて話をしてみてください。

必ず話が出来ます。

私とあなた達がこうしてお話し出来ているのと同じです(笑)

とにかく対立ではなく調和で彼らと付き合ってみてください。

あなたに愛をこめてお伝えいたします」



ありがとう、アシュタール! 


(ここまで)



春先になると目立つのが「クマ」です。

特に若いオスが自分のテリトリーを確保するためと食べ物を求めて

山からふもとに降りてくることが多くなります。

そのためクマの目撃情報が地元の新聞に毎日掲載されています(笑)。

ローカル色豊かですね~。

最近はクマを狩る猟師も減ってしまったので、クマの数がかなり増えて来て

いるようです。

春は山菜取りでクマと遭遇する人の数も増え、当然事件も起きます。

また、秋になって食料が少ない年は山間の田んぼのイネが狙われます。

向こうも悠然としたもので、田んぼの真ん中のイネを押し倒して

居場所を作り、その周辺のイネを食べます。

そのためある農家の人はそこだけ残して稲刈りをするそうですが、これは

立派に棲み分けができている好例だろうと思います。

また、ある地方では山のてっぺんにある神社などに毎年野菜や肉類などを

運びそこに置いているそうですが、そうするとクマがそこに来て食べ物を

食べるので、滅多に下に降りてくることがないので遭遇する機会も少ない

と言う話を聞いたことがあります。今はそうしたことが行われていないので

やはり事件も多いのでしょう。


ただ、私自身がクマと遭遇したら???

逃げるしかないでしょうけど、逃げるに逃げられないかもしれないので

心を込めてお願いするしかないでしょうね(笑)。










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