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宇宙の加速膨張もダークエネルギーも大嘘 [科学]

宇宙の加速膨張もダークエネルギーも大嘘



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 2011年、ソール・パールマッター、ブライアン・P・シュミット、アダム・リースは、「宇宙の加速膨張」を発見した功績を認められ、ノーベル物理学賞を受賞した。もはや疑問を口にすることさえはばかられる天文学の常識中の常識だが、実は宇宙は加速などしておらず、全くの勘違いだった可能性が浮上している。科学ニュース「Physics World」(10月28日付)を参考に、天文学の常識を覆すかもしれない新研究をご紹介しよう。

 宇宙の加速膨張は、天文学上の距離を測定する際に用いられる標準光源である「Ia型超新星」と赤方偏移のデータから明らかになった。観測されたla型超新星の光度が期待されたよりも低く、その原因は対象が加速しながら遠ざかっているためだとされた。それに伴い、宇宙を加速膨張させている「ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」も想定されることになった。そのわけはこうだ。

 宇宙全体の膨張速度は加速している。だが、普通に考えれば、時空は重力によって収縮しているのだから、膨張速度は減速していくはずだ。この常識外れの事態をなんとか解釈しようと導入されたのが謎に満ちたダークエネルギーである。ダークエネルギーは時空を押し広げる負の圧力、つまり斥力を持っており、これが宇宙空間を膨張させ続けているというわけだ。


 加速膨張は標準モデルの中心的要素であり、これまで多くの研究が宇宙背景放射などから、それを裏付ける結果を出してきた。ところが、2015年、この絶対的常識に異を唱える論文を英・オックスフォード大学の物理学者スビール・サルカル氏と、デンマーク・ニールス・ボーア研究所の研究者らが発表したのだ。740ものIa型超新星のデータを精査し、ガスや塵による影響も考慮したところ、「加速膨張の根拠は有意ではない」という結果に至ったそうだ。

 同論文は科学誌「Scientific Report」に掲載されると、すぐに大きな反発を招いたが、今年10月18日に科学誌「Astronomy & Astrophysics」に掲載許可された論文で、加速膨張の根拠がさらに薄弱であることを示したという。それによると、加速膨張などというものは存在せず、ノーベル賞を受賞した3人の科学者は宇宙における地球の局所的な動きを宇宙の加速だと勘違いしていた可能性があるという。


サルカル氏らは、超新星の赤方偏移のデータに異常があることを発見した。これらのデータは地球の静止座標系から宇宙背景放射のものへ変換されていたのだが、これにより、地球の局所的な動きが排除されてしまっていたのだという。そこで、サルカル氏らは、赤方偏移のデータをオリジナルデータに再変換して計算したところ、やはり加速膨張の根拠は見つからなかったそうだ。

「超新星を空のほんのわずかな部分から見れば、宇宙が加速膨張しているように見えるでしょう。ですが、それは局所的な効果に過ぎません。宇宙全体の活動とは何の関係もないのです。よってダークエネルギーも存在しません」(サルカル氏)



 科学の歴史を振り返れば、考えられない凡ミスや勘違いが重要理論のど真ん中で起こっていたことは珍しいことではない。宇宙の加速膨張もダークエネルギーも、実は物理学者の頭の中にしか存在しない架空の現象だったのかもしれない。

 一方、加速膨張の発見でノーベル賞を受賞したアダム・リース氏は、サルカル氏らの使用した観測データが時代遅れの代物だと指摘するなど、研究の不十分さを指摘している。現時点ではどちらが正しいかは分からないが、ただ、トカナでも報じてきたように、ダークエネルギーが存在しないと主張する物理学者も多く、科学界で受け入れられている中心理論が完璧だという保証はどこにもない。今後、さらなる驚愕の事実が明らかになることに期待したい。


参考:「Physics World」、ほか


(ここまで)


もし、宇宙膨張説が大間違いだったとするなら、ビッグバン宇宙論も怪しくなります。

なぜなら、私たちの宇宙は何もない一点から急激な爆発と膨張があって誕生したという

ことが定説となっており、それを覆しかねないからです。

そうなると、宇宙はいきなり誕生したことになりますが、その方が宇宙全体の循環して

いる状態を上手く説明できるのかもしれません。




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