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世にも奇妙なフツーの話「さくやさん:子どもは親のクローンじゃないのよ!」 [アセンション]

世にも奇妙なフツーの話「さくやさん:子どもは親のクローンじゃないのよ!」



(ここから)

中学受験の過度なプレッシャーやストレスから心身に不調をきたし、

心療内科に通う“小学生”が急増しているそうです。

小学生が心療内科って・・そう言えば、私が小学生の時も、友だちが

親の後を継いで医者にならなければいけないとかで、そのプレッシャー

から、十二指腸潰瘍になってしまって、お弁当はいつも保温ジャーに

入れたおうどんを食べている姿を見て???って思っていたことを

思い出しました。


どうして病気になってまで勉強しなきゃいけないんだろう?

彼女は楽しいのかな?・・って、のんきに暮らしていたその頃の

私には???でした。


昔は教育ママだったのが、今はパパが熱心になっているらしい・・

そして、パパの方が熱心になり過ぎて、教育虐待と呼ばれるまでに

なってるとか・・・


中学受験で子どもをツブす「教育虐待パパ」の共通点


・・ということで、今日はさくやさんからのメッセージをお伝えしますね^^

「子どもと親は違う人間なの。

そう、子どももひとりの個性を持った人間だということを忘れてしまって

いるのね。


子どもは、自分のクローンだと勘違いしてしまっている・・

(クローンだって、別の個性なんだけどね)

だから、自分が出来たことは当たり前に出来るとおもっているし、

出来なかったことを子どもを通して(使って)リベンジしようとする。


子どもの将来のため・・って言いながら、自分がそれを望んでいるだけ。

自分が望んでいることを、子どもも同じように望んでいると勘違いして

しまうの。


そして、なぜか精神論で何とかなると思い込んで、厳しくすれば出来る、

と思ってしまうの。

そこには、その子がやりたいかどうか、なんて考える余裕もない。


人には向き不向きがあるという、本当に基本的なことさえ考えることも

出来なくなってしまっている。


自分が要求したことが出来なければ、能力がないと思い、能力がなければ

努力でカバー出来ると追い詰めていくの。


それは、能力の問題じゃないの。

子どもがそれに興味を持っているかどうかってこと。

興味がないこと、本当にやりたいと自分が思うことを、ムリに押し付け

させようとしても、出来ないのは当たり前なの。

だって、したくないんだから。


先ず、子どもは親とはまったく関係のない個性エネルギーだってことを

思い出してちょうだい。

子どもは子どもの個性があって、親は親の個性がある。

まったく別の人間だってこと。

赤ちゃんだってそう。

どんなに小さくても、ちゃんと個性はあるの。

自分の主張はするの。

それを尊重していれば、子どもは自分の力で生きていくことが出来る。


子どもの将来のため、という言葉で、親の期待(希望)に沿った道しかないと

押し付けてしまうと、自分で生きる力を育てることが出来なくなるわ。

自分で考え、自分で判断し、自分を信じて行動する・・それが自立。


親の役目は、子どもを自分の好きなように育てるのではなく、

自立して、自分の人生を自分の足で歩いて行けるようにすること。

これは、とても大切なことなの。


子どもは興味があって、自分でやりたいと思うことがあれば、すごい

パワーを発揮するわ。

たとえ、それが親にとってはあまり好きなことじゃなくても、子どもが

したいと思うことを見守ってあげてちょうだい。

見守るのよ・・ただ、見ているだけでいい。

何か起きる前から、手を出して助けることが守ることじゃない。


これはわかるでしょ?

転ぶ経験をたくさんすれば、大きな怪我をすることがない。

小さく転ぶ経験をすることで、怪我をしないように対処するという

知恵を得ることが出来るの。

それを、転ばないようにいつも先に手を貸してしまうと、転ぶ経験を

することが出来なくて、大きな怪我をすることになってしまうの。


子どもには手を貸すのではなく、見守ることが大事なの。

親や大人にとっては、手を貸してあげる方が楽なの。

転ぶのが分かっていながら、じっと黙ってみている方がツラいのは

わかる。

でも、それがとても大切なことなの。


勉強さえしていれば、いい学校にさえいけば、いい会社にさえ入れば、

人生安泰?・・そんなことはないから。

そうでしょ?

いつ会社が倒産するかもわからない・・


何かあったときに、柔軟に対処できる人になるように育てることが

大人の役目だってこと。


そのために、すべて子どもに任せてあげることが大切なの。

子どもには素晴らしいパワーがあるから。


子どもは親の所有物でもなければ、クローンでもない。

子どもと親は別の人間だという基本的なことを忘れないでね。


あなた達をこころから愛してるわ~~」


ありがとう、さくやさん!

私たちもさくやさんをこころから愛してるよ~~^0^

(ここまで)


私も子供の頃は親に毎日のように「少しは勉強しなさい」と言われていました。

しかし、そう思って机の前に座っても何も思い浮かばず、面白くないので

すぐに外に遊びに行ってしまっていました。

おかげで、夏休みや冬休みの終わりごろには休み明けまでに何をしてきたか

日記に書いてきなさいといわれていたものがほとんど白紙???(笑)。

宿題もほとんどできておらず、やる気にもなりませんでした。

あまりのひどさに呆れたのか親父がこの宿題はこうやって解くのだと教え

られながら解いたのがいまだに覚えています。

それほど子供の頃は勉強嫌いでした。

だから、親は思っていたでしょうね。この子は将来バカか博士かと・・・。

残念ながらバカにはなりませんでしたが、結局やる気にならないと何も

やらないということです。

それでも、当時の小学校の先生は何も言いませんでした。

怒られることがなかったのが不思議です。あきらめていたんでしょう(笑)。


文部科学省の学習粗銅要綱の算数の内容を見てみると私が学んだ時の内容と

さほど大きな違いはないようです。

どうも、レベルの高い中学に入学するために学校で学んでいるレベル以上の

内容を塾とかで学ぶことがあり、それについて行けるようにするために

親が教育熱心になってしまうような感じのようです。

とかく、私立の中学で出題される算数はかなり高度なようですので、それを

解くためにはかなりの難問を解くというようなことを要求されます。

これは市立中学校の出題内容にも問題があることでしょう。

親としてはいい学校、評判のいい学校、高校受験実績の高い学校に入れようと

することからこうした問題が起きているように思えます。

しかし、私からするといい学校に入れたから将来が保証されるものでも何でも

ありません。いくら成績が優秀でもその生徒が社会的に見て優秀とは限ら

ないからです。

確かに基礎知識があることは重要ですが、それを応用できるかどうかが

もっとも大きな課題です。

基礎知識が少なくとも応用力があれば子供は自ら学習して身に着けてしまう

くらいのものは持っているはずです。

だから、そうしたものの考え方や取り組み方を教えてあげるのが親の

本来の役割ではないかと思います。









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