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ポケモンGoに関連してゲーム脳とは?ゲーム脳の恐怖! [コンピューター]

ポケモンGoに関連してゲーム脳とは?ゲーム脳の恐怖!


先日、日本でもポケモンGoが始まりましたが、それと同時にテレビや新聞の社会欄を賑わしているのが、交通事故、不要な場所への侵入などで中には逮捕される人も出ているようです。

前回紹介したような光景が日本でも見られています。果たして、これからどうなるのでしょうか?さて、今回はゲームをしている子供の脳に対する影響を述べたものです。これによるとゲームだけをしている子供は脳の思考回路が短絡的(いわゆるは虫類脳)に変化していることが指摘されています。

もし、お子さんをお持ちなら少し考えてみた方が良いだろうと思います。


(ここから)

テレビゲームは心身に悪影響を与えると
書籍や雑誌で取り沙汰されていますが、
その裏づけが提示されることはあまりありません。

脳神経科学者である著者が、具体的な研究結果をもとに、
テレビゲームが脳そのものにどんな影響を与えるのかを
見える形で提示したのが、今回とりあげる
『ゲーム脳の恐怖』(森昭雄著・生活人新書 2002年)です。
ゲームに熱中することと、現代の子どもたちの病理性には
深い関連があることにも触れています。

科学が進歩し、詳細な研究結果が明らかにされればされるほど、
神さまが人間を人格的に創造し、
〈人間関係の中に〉生きるように造られたという
聖書の真理が輝きを増し、
大きな解決をもたらすことに気付かされていくでしょう。
では、ともに学んでみましょう。
〈ゲーム中の脳波、4つのタイプ〉

 β波の活動の大きさが、ゲームソフトによって大きく変化することには脳神経科学者である著者が驚くほどだと言います。以下に4つのタイプをあげ、違いを見ていくことにしましょう。

gamebrain02.jpg


①ノーマル脳人間タイプ

 テレビゲームを全然経験した事がなく、ビデオやテレビもほとんど見ないタイプの人。このタイプの人はゲームをしてもほとんど脳波に変化がなく、脳が正常に働いていることを証明した。

②ビジュアル脳人間タイプ

 テレビゲームはほとんどしないが、テレビやビデオを毎日1–2時間見ている人。彼らの脳はゲームを行うために画面を見ると一気にβ波が減少し、その働きが悪くなっていることを証明している。しかし、ゲームをやめるとまた脳の働きは元に戻る。このレベルの人は学業成績も普通より上の人が多い。

③半ゲーム脳人間タイプ

 テレビゲームを週に2–3回する人で1回につき1–3時間するタイプの人。このタイプの脳は、ゲームを行う前も行った後もβ波が減少し、α波と重なっている混同状態を示している。少しキレたり、自分ペースといった印象の人が多い。日常生活においても集中力がなく、物忘れも多いタイプである。

④ゲーム脳人間タイプ

 ゲームは週4–6回、1回につき2–7時間している人。β波が顕著に激衰し、ゲームをしていない時も数値が測れないほど脳は働いていない…。キレたり、ボーっとしていることが多く、集中力が低下。時間感覚がなく、学校も休みがちになり、学業成績は普通以下の人が多い。

 このようなデータは大人と同様に、幼稚園児や小学校低学年児にもはっきりと現れます。

gamebrain.jpg


 では、β波の出力が減少している時、脳ではどのようなことが生じているのでしょうか。目からの情報は〔視床〕という感覚中継核を経由し〔視覚野〕に入り、色や形や距離を認識し、〔運動野〕へ伝わり、脊髄を通って〔手足の筋肉〕を動かしています。これがテレビゲームをしている時の神経回路であり、前頭前野には信号が行かなくなっているのです。ゲームのテンポが速くても遅くても、前頭前野には情報が行かないため、前頭前野の活動(=人間らしさ・理性・知性・意志・判断する力)が一気に低下してしまうものと考えられます。

 ①タイプのノーマル脳人間に実験的にゲームをやらせても、初めてやることなので、次の動作を考えながら意思決定を行うため前頭前野は活動します。しかし、②タイプ人間の場合は、頻繁に入ってくる視覚情報によって、いちいち考えず勝手に手が動いて、後部中心の神経回路が強固になるため、前頭前野の脳細胞が働く必要性がなくなっていきます。③タイプの人はこのような習慣によって、普段から前頭前野の働きが低下してしまっている状態であり、④タイプの人間は、前頭前野の脳活動が消失したと言ってもいいほど低下しています。そのため、表情が乏しく、ボーっとしている時などは痴呆者の表情と非常によく似た表情になってしまいます。幼い子どもでも笑顔がなく、無表情で、子どもらしくないという雰囲気を醸しだすことで、計測器がなくても、脳の状態をある程度知ることができるほどなのです。

 しかし「視覚から得る情報」それ自体が悪いのではないことを押さえておく必要があります。例えば読書は視覚から得る情報ですが、言葉を読み、理解し、過去の記憶と照らし合わせ考えます。ある時は、その場面や色まで想像するために右脳が働きます(ちなみに、ゲームは画面がカラーなので色に関する想像力もいらない。そのため右脳を使う必要も減少…)。つまり「視覚」が問題なのではなく、「前頭前野がうごかないこと」が問題だと著者は指摘しました。

 そんな中、β波の活動を増大させるゲームがあります。それは「ロールプレイングゲーム」と呼ばれるゲームです。RPG(=ロールプレイングゲーム)には様々な種類がありますが、前頭前野の活動を増大させたのは、ファンタジー的なタイプのものではなく、ホラー映画のようなスリルと恐怖感を抱かせるタイプのものです。敵に見つかって殺されないように敵陣に侵入し、相手を威嚇し突き進んでいくもので、映像もリアルで音にも迫力があります。これを長時間継続することによって新たな神経経路ができあがることが分かりました。それは〔視床〕から直接〔扁桃体〕に興奮が伝達される回路、闘争や逃避という下等動物で見られる神経回路です。動物は前頭前野がほとんどない状態なので、敵と判断すると同時に攻撃するしくみになっていますが、下等動物と同じ回路(=動物脳)が人間に形成されるのです。興奮や身体的・精神的高ぶりによって本来前頭前野で働く伝達物質が過剰に作られるためβ波が増大します。緊張続きのゲームは脳にストレスをかけ、自律神経のバランスを壊し、記憶に関係している〔海馬=かいば〕を萎縮させるため、外部刺激に対し異常な反応を示してしまうようになるのです。

(ここまで)

同じゲームをするなら昔のようなかくれんぼとか陣取りゲームの方が創造性をかき立てるのでいいかもしれません。毎日ゲーム画面だけ見ているとバーチャルとリアリティのある現実との区別がつかなくなってきます。


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コメント 1

通りすがり

ゲーム脳は科学的に正しくありません。数多くの間違いがあります。
「β波が多いのが正常」ということからして間違いです。
by 通りすがり (2016-08-24 14:15) 

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