時間は存在しないと主張する2人の物理学者

この動画にあるように時間は本来存在せず、時間は私たちの思考と記憶が創り出している

ものであり、そもそもが私たちには今という時間しかないということを述べています。

すべての過去は記憶の産物であり、未来は到来した時点で現在として認識されます。

そして、私たちが思い浮かべる未来は思考上の産物であり、まだ存在しないものです。

それをあたかも明日〇〇があると考え予想しているだけのものであると言えます。


私たちの身の回りにある時計は客観的に時間の流れを教えてくれるものであり物理的な

時間とされます。反対に意識で考える時間は思考上の時間です。

時計を見て12時から5分過ぎ去れば針は12時5分を指しますが、あくまでも私たちの

記憶が5分前に12時を指していた、あるいは時計は12時を指しているものであるという

認識があるので、5分経過したと考えているものです。


もし、時計が故障していつまでも12時を示していて針が進まない世界に自分がいると

すれば時間が止まってしまっているような錯覚に陥るでしょう。

でも、それはあくまでも自分の思考がそう認識しているだけであり、実際には時間は

経過していることを周りのすべてが動いていることで実感するはずです。

したがって、時間とは総体的なものであり、すべての時間は私たちの意識があるから

存在するものです。