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中国が激怒した異例の米副大統領発言 [政治・経済]

中国が激怒した異例の米副大統領発言



(ここから)


「米国側に誤った言動をただちにやめるよう要求する」。

中国の王毅国務委員兼外相は8日のポンペオ米国務長官との会談で、

トランプ米政権の対中政策を強く批判した。
念頭にはポンペオ氏の訪中直前に対中批判を繰り広げた
ペンス米副大統領の講演があった。

ペンス氏は4日、ワシントンのシンクタンクで「中国に対する政権の姿勢」と
題した40分間にわたる講演に臨んだ。

「中国が(世界中で)宣伝活動だけでなく政治・経済・軍事的な手段を総動員
して影響力を拡大しようとしている」と主張。

貿易戦争や知的財産権の保護のほか、南シナ海などの領土問題で
一斉妥協しない姿勢を鮮明にした。

米政権が特定の国をやり玉に挙げて包括的に政策を説明するのは珍しい。


ペンス氏は中国政府が経済的な優位性を勝ち取るために

「官僚や企業にどんな手段を使ってでも米国の知的財産権を盗むよう指示している」
と説明。治安当局も動員しているとした。



中国指導部が、鄧小平氏がスローガンとした「経済の改革開放」を堅持するのは
「建前だ」と指摘し、

このスローガンも「今となってはむなしく聞こえる」と断じた。


軍事面では「海洋や宇宙などでの米軍の優位性を揺るがすための

軍事力増強を最優先している」と指摘した。



中国は世界貿易機関(WTO)加盟などで得た

経済的な利益を「軍事力の増強にあてた」と批判。



沖縄県・尖閣諸島で中国船が恒常的に監視活動をしていることも

やり玉に挙げて「オバマ前政権は中国の行動を無視したが

その時代は終わった」と強調した。


批判の矛先は中国の宗教弾圧にも及んだ。



最近10年間で中国当局による信仰や文化への抑圧に

抵抗するために150人を超える仏教徒が焼身自殺し、



新疆ウイグル自治区で少数民族のウイグル族の100万人以上が

「再教育施設」に収容されていると説明。



「中国は自国民を抑圧する方向に180度カジを切った」と指摘した。



ペンス氏は中国が米国に内政干渉しているとも非難した。


米ハリウッドの映画制作会社には中国を肯定的に描くよう要請し、

米国企業にはトランプ政権の貿易政策を批判するよう促していると指摘。



中国共産党の統制下にあるテレビ番組が

米国の大都市を中心に放送されているとも批判した。



ペンス氏はトランプ政権が貿易・軍事面での対中強硬姿勢が

「成功している」とした上で

「中国は違う大統領を望んでいる」とも指摘した。



トランプ氏の影響力低下や交代を狙って、

中国が2018年の中間選挙や20年の大統領選に向けて

「前例のない」内政干渉をしていると懸念を示した。


「トランプ大統領は決して屈しない」。


ペンス氏は中国指導部へのメッセージとした上でこう強調した。



「米国の国益や労働者、安全保障を守るために果敢に行動していく」

と述べ、対中強硬姿勢を堅持するとして講演を締めくくった。




<日本経済新聞より>


(ここまで)


最近の米中をめぐる輸出規制問題は世界的にかなり大きな問題となっていて

我が国の最近の韓国への輸出管理問題もその延長線上にあると思われます。


最近になって私は2021年は中国の建国100周年に当たり、その年に

中国が尖閣諸島に侵攻する計画があることを初めて知りました。

また、最近の韓国は米国を捨て中国にすり寄るようなことが多く、米国が

韓国のこうした姿勢に業を煮やし米軍の韓国駐留を捨てるような動きが

見られます。

そうなると、韓国が中国の1次防波堤になっていた役割を日本が負わざるを

得ない立場に追い込まれる公算が強くなってきたように見られます。

2021年に中国が尖閣諸島を侵略するなんて言うことは起こって欲しく

ないことで、起こしてはいけないことです。

しかし、中国の拡張主義が変わらないならばその計画が実行される公算も

高いものと思われます。


米国はトランプ大統領に変わってから、世界を牛耳っている勢力を倒そうと

していることがよくわかります。これはある意味、白対黒の闘いでもあるの

ですが、世界の2大勢力が戦っているということです。

これまで戦争や経済危機、あるいはグローバリズムを広げ世界を攪乱してきた

勢力を排除しようとしているのがトランプ政権です。

その後どうなるのかはまだわかりませんが、この排除されつつある勢力が

次の場として選んでいるのが中国です。

そのため、米国対中国という構図になっているものです。


歴史はそして未来は大変流動的であり、予定されていた計画が実行されない

ことも十分あり得ることです。

しかし、もし起きた場合に怖れ不安に陥らないように、その可能性もあると

いうことをあらかじめ知っているならば、冷静に霊性に見ていられることと

思います。




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ねこ

板垣英憲氏の情報だとゴールドなんたらとか300人なんとかとか
いろいろ出て来てようわからんけど、竹下氏の読みでは
とりあえず習近平、トランプ、プーチンとも第3次大戦回避では
意見が一致しているけど、グローバリストたちを排除した後の
世界の運営では話がまとまっていないとか ?

中国が、かつてのアメリカのようになりたいらしいけど・・・
まー無理でしょうね。なってもらっても世界は大変迷惑。

嬉しいことは韓国と日本の地方都市との交流が次々中止に
なってることでしょうか。大歓迎です。

確か、北朝鮮は日本と中国、アメリカの間に緩衝地域を
設けるために旧陸軍が作った国だとか。
違ったかな ?


by ねこ (2019-08-02 01:18) 

ada755

ねこ 様

板垣永憲氏の話は聞く価値がありそうだけどいまだに実現したものがないです。ガス抜きなのか情報源が偏っているのか?

中国が覇権を取りそううな動きをすれば即座に世界中から軍事攻撃をされてお終いになると思います。

北朝鮮はかっての満州戦争が終わった時に逃れた日本の軍人の残党が作ったものだと言われていますね。もし、そうならロケット打ち上げも理解できるし、ましてや拉致被害者の会の存在の意義自体が問われることでしょう。日本から拉致した人々は皇室に近い人が選ばれているという話もあるので、北朝鮮での混血を好まない指導部が考え出したことで日本政府の中にも同調・容認・支援している人物がいると思うのですが・・・。

天皇もそうですが結局は自分たちの権力維持だけが目的のようで日本の将来は副次的なもののようです。


by ada755 (2019-08-03 16:02) 

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