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株が年金で運用されることのリスクについて [日本経済]

そもそも総研で年金資産を株で運用する場合の政府のリスクについて解説していた動画が
ありましたので、年金を株で運用するとはどういうことかについて理解するのに役立つと
思います。


ただ、実際には私たちの年金は集めたお金をそのまま払っているだけなので、年金積立金は
集めた年金がよほど減らないと明日から年金を下げますよということにはなりません。
しかし、年々年金加入者が減り、中小企業は年金を収められないいくらい疲弊してきているので
集めた年金額が減ってきているのも事実です。
この年金積立金は今すぐ使わないといけないというものではないので、政府が自由に使える
お金と解釈し、それを株に投資することで米国に還流させることが目的だろうと思います。

つまり、なくなっても今すぐ困らないお金なら米国によこしなさいということでしょうか?
要するに米国政府が日本株を購入して、株価がピークに達したら売り払えば年金や郵貯の
お金がまるまる米国政府に入るという仕組みです。そのために、今株価が吊り上げられて
いるとしたら?いずれは暴落する危険があるということです。また、米国政府が直接購入し
なくとも、投資機関に代行してもらえばいいだけなので、可能なことでしょう。
これまで何度も行われてきたことだろうと思います。その都度、日本人は貧乏になりましたが。

それを株で行おうとしているということです。そして、運用に失敗すれば、支払う年金を減らせ
ばいいことなので、別に痛くもかゆくもないことなのでしょう。また、運用比率を50%としている
のは、残りの50%を政府が使い込んでいるからだろうと見ています。





(年金積立金とは)

厚生年金と国民年金の保険料のうち年金の支払いに充てられた残りの部分で、積立金として
積み立てられた資金のこと。 その運用益を今後の年金給付に充てることで、将来世代の負担
が過大にならないようにしている。 以前は、全額が旧大蔵省の資金運用部に預託され統合運
用されると同時に、年金福祉事業団がその一部を借り入れて市場運用していた。 しかし2000
年の財政投融資制度改革で、01年度に年金資金運用基金が設立され、厚生労働大臣が直
接運用する仕組みになった。

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