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過去と現実の間を行ったり来たりすることで得られる感覚とは? [科学]

もし、今見ている現実の中に過去の映像を混ぜて見せたらどうなるだろうか?
という実験を理化学研究所で試みられているようです。実際に行われているのはヘッドマウント
ディスプレイに過去の映像と実際に起きている今の映像を重ねたものを映し出し、あたかも
過去と現在を行き来するように見せるものです。

kakotoima.jpg

このようにして両方を見られるようにしておくと、被験者は次第に何が現実化見分けがつかなく
なり、どちらも実際に起きているものと認識し始めるようです。
このことから、普段私たちが考えている過去の出来事を入れ替えることが出来る可能性がある
ことを示しているように思えます。

kakotoima2.jpg

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO76218290X20C14A8000000/
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO71193710U4A510C1X13000/


実際に起きた過去の出来事と言うのは脳に記憶されているが、それはあくまでも思い込みに
しかすぎず、たとえば、昨日の夕食にカレーを食べているのだが、親子丼を食べたと強く意識
すれば、過去の記憶が入れ替わりカレーを食べたにも関わらず、親子丼を食べたことになって
しまっているということになります。

また、私たちの記憶と言うものが本当はどこにあるのだろうか?という疑問もあります。
一般的には脳にその記憶が残っていると考えられていますが、本当にそうでしょうか?
もし、そうなら、臨死体験をした人が上空から自分の姿を見ていながら、その時に自分の過去
の記憶を持っていたり、前世を記憶する子供がいることから、その記憶はどこからやってくるの
かと言うことを考えると、本当の記憶が存在するのは脳ではなく意識が存在している空間と
言うことになるのではないのだろうか?私たちの脳はいわゆるアンテナのようなものであり、
私たちの考える意識の思考をシグナルを脳が受け取り、それを感覚器官に伝達することで、
あたかも脳が考えているように思っているだけではないかと思うのです。




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