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ウイルス拡散についての疑問 [インフルエンザ]

新型インフルエンザウイルス感染が広がっているが、これに伴いタミフルの有効性が賞賛されている。入院患者にもタミフルを投与して治癒したとの報道が多い。また、各報道機関もウイルス感染が広がるにつれほとんどがタミフル奨励と受け取れる内容が目立つようになって来た。

タミフルはかって日本国内でもその副作用が指摘され、特に10代の高校生などで自殺者が出たことを覚えているだろうか?

タミフルの使用説明書にはかなり細かくその副作用が記載されているが中でも10才以上の未成年者に於いては異常行動の危険性が明らかに指摘されている。また、高齢者、慢性疾患、糖尿病患者、腎機能障害患者(透析患者)の場合には症状を重くすることが指摘されている。

今回の新型インフルエンザウイルスで糖尿病の既往歴がある場合に死亡率が高いことが指摘されているが、まさかタミフル投与による副作用が死亡の原因ではないだろうかと疑問を持ってしまう。何故ならほとんどが入院患者であるからである。

その他、妊婦に対する安全性が立証されていない。動物実験で胎盤通過性が確認されているなどである。特に後者の胎盤通過性は胎児の催奇形性が問題となる。胎盤を通過しすると発育中の胎児はDNA合成の進行中のため大きく遺伝子損傷を受ける。かってサリドマイド奇形児が問題になったが、あれと同じことが発生する可能性が高いということである。

また、一部にはタミフルは効果がないことがメキシコで発生した時点では伝えられていたが、何故かその後は効果があるという報道だけが先行し、副作用の問題は全く取り上げられていない。

国の防疫体制で発熱が起こった時には発熱センターに連絡することになっているが、ほとんどタミフルが処方されると思う。

このタミフルの作用機序はどのようなものか見てみよう。
インフルエンザウイルスの表面には2種類のタンパク質がある。一つはヘマグルチニン(Hタンパク質)、もうひとつはノイラミニダーゼタンパク質(Nタンパク質)である。この2つのタンパク質の働きはまず、Hタンパク質は細胞に侵入できるか判断する。そして、OKであれば細胞内に侵入する。Nタンパク質は細胞内で増殖した後で、細胞膜に穴を開けて細胞の外にウイルスが出て行くことに関する働きをする。

タミフルは上記のNタンパク質を阻害する働きをする。そうするとどうなるか、ウイルスが細胞に侵入した後で細胞外から出て行くのを阻害するだけであるので、結果としてウイルスは細胞内に閉じこめられた状態で残るのである。このため、細胞が障害を受けない限りアポトーシスが引き起こされないのでウイルスは細胞内で生き続けることになる。

つまり、症状では回復しているがウイルスは持ったままということである。
そのため、ウイルスが体内でさらに変化する可能性が残る。

話は変わるが、ウイルスにはお茶が効果的なようである。お茶がウイルスに作用すると先ほどのヘマグルチンが溶解するため、ウイルスは細胞内に侵入出来ない。そのため感染しないことになる。これが最も正しい予防方法です。

その他にも数日前に韓国でマウスを使用した実験でキムチの抽出液を投与した方が死亡率が低く、感染率も低かったことが報道されている。

もし、予防措置を取るなら、このような自然な方法を用いるのが良いだろうと思う。また、43度くらいの熱いお風呂に入ることも体内の免疫力を上げるので効果的であると言われている。





新型インフルエンザ


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