前回までの記事でパラレルワールドを理解するために必要なシンクロニティと同期
振動について書いてきました。

パラレルワールドについて(1)「シンクロニティについて」
パラレルワールドについて(2)「同期振動について」


今回はその基礎編「フレームレート」についてです。
フレームレートというのはカメラで動画撮影する場合のフィルムのコマ数です。
1秒間に何枚の写真を撮るかと言う基準です。
数年前までは普通のデジタルカメラのフレーム数は30枚でしたが、現在はほとんど
のカメラで60枚撮れるようになっています。カメラのフレーム数が低い場合と高い場
合でどのような違いが出てくるかご存知のことと思います。

わかりやすくするために10フレームまで落とした動画



フレームレート30の場合



フレームレート90の場合



フレームレートが10の場合はところどころ画像が停止したように細切れになって見えるの
がわかるでしょう。それでも大きな違和感を感じないのは人間の眼には残像効果がある
ので、次のフレームの継ぎ目を脳が自動処理して大きな差を感じないようになっているか
らです。でも、昔の液晶テレビでサッカーの試合などを見た時に選手の走る姿がぶれて
しまい良くわからなかったことを覚えていると思います。また、ニュースなどで画面の下の
方に表示されるテロップが早すぎて読めないなどの現象が起こります。


ハイスピードカメラの映像

空気清浄機の空気の流れをハイスピードカメラでとらえた映像10,000フレーム



このハイスピードカメラでは1秒間に10,000コマというもすごい速度で撮影し、それを
ゆっくりと映し出したものです。このように目に見えない気流の動きがはっきりわかる
ようになります。


ここでは何を言いたいのかと言うと、波動(振動)の高低についてです。
私たちの体もある一定の振動数を持っていて、振動数が低い(3次元)と周囲が流れる
ように見え、波動(振動数)が高く(高次元)なると周囲の情景がゆっくりとスローモーシ
ョンのように見えてくる可能性があるということです。

また、これは交通事故などの危険に直面した際、たとえばバイクに乗っていてスリップ
事故を起こし、体が前方に投げ出されたときに地面が迫ってくる様子がスローモーション
のように見えるといわれています。私も実際に同じような事故を起こしそのことを体験し
ています。その時は地面に衝突するまでコンマ秒しかなかったと思いますが、とっさに
ヘルメットが丸いので頭をかがめれば首の骨を折ることはないことを思いつき、何とか
助かりました。それでも回転しながらコンクリートに叩きつけられましたので、背中の肋
骨にひびが入ったのでしょう。その後半年ほど痛みでよく眠れませんでした。

では、なぜスローモーションのように見えるのかと言うと人間は危機的状況に陥ったと
きには体の防衛本能として脳の思考スピードを数十倍に上げ、危機を避けようとする働
きがあるからです。脳の処理スピードが格段に上がるとハイスピードカメラのようになり
ます。つまり、カメラのスローモーション映像のように見えてくるのです。
ただ、これには個人差があり、パニックに陥ってしまった場合には働きません。思考が
停止してしまうからです。その時に冷静でいられるかどうかにかかっています。


続く