横浜市消防局の30代の男性救急隊員が新型コロナウイルスに感染



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横浜市消防局の30代の男性救急隊員が新型コロナウイルスに感染していたことが
14日判明し、神奈川県と市は同日深夜から15日未明にかけ、相次いで記者会見した。

隊員は高機能マスクやゴーグルなどの感染防護具を着用していた。市の担当者は
防護具について「医療機関でドクターが診察するレベルのものを装着していた」と、
十分な防護体制をとっていたと強調。着用状況も異常なかったという。





 発症後も別の救急搬送に携わっていたことも判明。市によると、隊員は10日午後
11時前ごろに検温し、38度の発熱を確認したが勤務を続け、その後鶴見区内での救
急搬送1件を担当していた。翌日未明になって体調不良から救急隊を外れ、その後
14日に医療機関を受診するまで休みをとっていたという。

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ここまで完全防護で感染するとは考えにくいことです。

ウイルスは衣類にも付着します。そのため、防護服を着ていても脱ぐときに防護服を
素手で触れ、そのまま手洗いを十分にしなかったりすると手に付着したウイルスを
ものを食べたときに体内に摂りこみ感染します。

あるいはドアノブ、使用機材、マスクなどに素手で触れるなどということも考えられ
ますので、こちらのルートで感染した可能性が高いと思われます。


また、脱衣ルームも陰圧にした状態にしないとウイルスは脱衣所周辺に拡散されます。
そこから感染が広がることも十分考えられます。


今回の記事は完全防護でも感染したとそのまま受け取ると何をしてもダメと言う不安を
与えてしまうのできちんと経路を調べたうえで報道すべきでしょう。

ただ、市販されているマスクで感染を防ぐことはほぼ無理です。とりあえずという感覚
で使い、帰宅してから手洗い・うがいを厳守することの方がいいと思います。